【あらすじ&ひとりごと】 今回読んだのは、水墨画家でもある砥上裕將さんの小説『一線の湖』 『線は、僕を描く』の続編であり、水墨画を通して、主人公・青山霜介の成長と葛藤を描いた作品です。 大学3年生となった青山霜介は、水墨画家としての道を歩みつつも、卒業後の進路に悩む。 ライバルである師匠・篠田湖山の孫の千瑛(ちあき)は、2年前の湖山賞公募展で湖山賞を最年少で受賞してから、順調に活躍する一方、霜介は公募展で翠山賞を受賞するも新たな表現が見つけられず、焦りを感じている。 そんな中、兄弟子・西濱湖峰に代わり、小学1年生に水墨画を教えることになる。子どもたちとの交流を通じて、自分の過去や未来と向き合い…