職場の同僚を何人か誘って、2021年1月からほぼ月に1回のペースで、現代日本文学の読書会を開催していた。あらかじめ一冊選書をして、読書会当日までに読了してくればよいというルールで、およそ二年にわたって続けることができた。わたしの身辺状況が変わったので、いったん仕切り直しということで、これまでの課題本を記録しておく。 第 1 回 宇佐見りん『推し、燃ゆ』(河出書房新社, 2020)第 2 回 乗代雄介『旅する練習』(講談社, 2021)第 3 回 滝口悠生『高架線』(講談社, 2017)第 4 回 藤原無雨『水と礫』(河出書房新社, 2021)第 5 回 李琴峰『ポラリスが降り注ぐ夜』(筑摩書房…