三菱ケミカルグループ、住友化学、旭化成、三井化学、東ソーといった、総合化学メーカー5社の2023年3月期の連結業績予想は素材需要の市況の低迷が想定より長引くとの見立てから、東ソーを除く4社が売上高と各利益の下方修正を行いました。昨年度と比べ、全社は増収しているものの、三井化学を除く4社が前期比30%以上の大幅減益を見込むということです。インフレや金融引き締めにより低迷し、素材需要は悪化。ディスプレー材料の低迷も長引き、厳しい事業環境は当面続くとみているようです。 ◆総合化学5社の2023年3月期連結業績予想・三菱ケミカルグループ 売上高:45,140(13.5) 当期利益:280(▲84.2)…