グレッグ・ベア 著「天空の劫火」上・下(ハヤカワ文庫SF)を読みました。 SF界の「ビッグスリー」とも呼ばれる古典的大家、アーサー・C・クラーク、 アイザック・アシモフ、 ロバート・A・ハインラインらよりも、時代は下って1980年代から90年代に活躍したのがこのグレッグ・ベアという作家。 私は、アシモフの「ファウンデーションシリーズ」の続編のなかの1作を書いた作家という事で名前だけは知っていましたが、一作も読んだことはありませんでした。ヒューゴー賞を2回、ネビュラ賞も5回受賞している作家ですが、日本ではそれほど大人気というわけではないのかな? 「ビッグスリー」やフィリップ・K・ディック、ジェイ…