2019年の7月22日 私は下咽頭がんの宣告を受けた。 翌週の7月29日 Y大学病院で治療方針の説明を受けた。 Y大学病院では、放射染治療か、全摘手術の二つの治療方針しかなかった。 つまり、私のがんは初期ではあるが、広範囲に広がっているため、手術の場合は、全摘出=つまり、声帯を失い、首に呼吸のための穴を開ける手術が必要と宣告された。 私はその場では、放射線治療を選び、同時にセカンドオピニオンを依頼することとした。 そして、奇跡がおきた。 8月3日 妻がたまたま予定していた地元のクリニックの先生の診察を受けた時、私の状況を相談して、T大学病院のK先生のことを教えてもらったのである。 (ちなみに、…