下津井瀬戸大橋は、岡山県、香川県境の下津井瀬戸に架かる吊橋*1(張出径間付単径間補剛トラス吊橋)で、上層が道路、下層が鉄道となっている鉄道・道路併用橋である。
橋長は1,400m、中央支間長は940mで、「瀬戸大橋」と総称される6つの橋梁のうち、最も本州側に位置する。
本州側のケーブル定着部は、瀬戸内海国立公園の景観に影響を与えないようにトンネルアンカレイジを採用しているため、外からは見ることができないようになっている。
橋梁自体は日本高速道路保有・債務返済機構(高速道路機構)が保有し、道路部分は本州四国連絡高速道路(JB本四高速)が瀬戸中央自動車道として、鉄道部分は四国旅客鉄道(JR四国)が本四備讃線として、それぞれ管理・運営している。
*1:岡山県・香川県の県境は橋梁の中央部に設定されている