不動産は「一物五価」といわれているように、評価方法はひとつではありません。一物五価とは、一般的に「固定資産税評価額」「路線価」「公示価格」「基準地価」「実勢価格」を指します。この記事では、これに「不動産鑑定評価額」を加えた6つの不動産評価額について解説します。 記事の目次 1. 不動産(土地)評価額は大きく分けて6種類ある 2. どのようなときにどの評価額を使う? 3. 不動産評価額と実際の取引額に違いがある理由 不動産(土地)評価額は大きく分けて6種類ある 不動産の評価額は、次の6つに大別されます。それぞれの評価額には目的があり、必ずしも不動産の取引を目的として評価しているわけではないという…