不退寺

不退寺→海龍王寺→平城宮跡→唐招提寺 不退寺 平安時代の歌人で伊勢物語の主人公・在原業平ゆかりの寺で、本堂に安置されている本尊 聖観音菩薩立像（重文）は、藤原時代の一木造彩色の像です。表面に残った貝殻から作られる「 胡粉(ごふん )」の白さが目を引き、「宝冠帯」というリボンのような飾りがお顔の両側を飾っていて、リボン観音の愛称を持っています。 不退寺 海龍王寺 海龍王寺 奈良時代の宮廷仏教を今に伝えるお寺。飛鳥時代は土師氏の氏寺だったが、藤原不比等の邸宅が側に構えられたことから、光明皇后によって伽藍が整えられ、聖武天皇が寺号を「海龍王寺」と定めた。玄昉（げんぼう）が初代住持に任じられた。寺の名…

🐻 どのように歩いたのかはわかりません。 ４０年前くらいの写真です。 「平城宮跡」は何度か訪ねた記憶があるので ここから歩き始めたと仮定してみました。 ○法華寺 本尊の十一面観音菩薩立像は なんと左手に花瓶（宝瓶）を持っています。 花瓶には一輪の蓮の花 長い左手はまとった布（天衣）をつまみ 右足はちょっと前へ踏み出し可愛い親指が 上がってます（子どもみたい）。 身体の後ろからは 多数の蓮の葉や蕾が突き出し 光背のように見えます。 布の襞やタルミ（ドレ━プ）とふくよかなお身体 西洋絵画のような像なのですが その日 御本尊を拝観できたのかどうか記憶が……… （国宝 天平時代 １００㌢） 「大仏開眼…

読んだ本 https://www.wul.waseda.ac.jp/kotenseki/html/he10/he10_06834/index.html 2（PDF） 1 にきはひ草 下 2（左頁） 一 大虚庵光悦といへる者能書たりし事は 普（あまねく）世にしるしといへ共生れ得たる心の趣かつ 覚たらんもうせてなく侍聞かんも又/＼ なし又世に有へき人間とは覚侍らす今の 世の有さまを見るに聖人賢人の道を学（まなふ） とするも世をわたるためをもとゝするに似 たり光悦はよをわたるすへ一生さらにしらす 若かりし時より物の数を合するものゝた くひおもしかるしとしるものゝたくひ一生 我家（わかいへ）の内になし…

はらぺこヒヨドリ感謝状2023 ～感動をありがとう～今年ももうすぐ終わる。たくさん仏像にお会いし、たくさんときめいて、たくさん感動した一年だった。 尊敬するみうらじゅんさんのみうらじゅん賞にならって、一年を振り返ろうと思う。 ただ、どの出会いも素晴らしく、賞というのは私にはおこがましいので、以下、感動への感謝を書き残しておきたい。 【感謝状～信仰はこうして続く～】 龍福寺（滋賀県甲賀市）十一面観音菩薩立像 元龍寺から龍福寺に移られた十一面観音さま今年の感動は去年に遡る。去年8月10日、甲賀市の元龍寺をお参りしたところ、在所7軒で十一面観音菩薩様を御守してきたが、高齢化のため、近くの龍福寺にお遷…