丸かじりシリーズ

花見や誕生会の記事はまたのちほど。とりあえず一月の獺祭記録。 ○阿部謹也『西洋中世の罪と罰』（弘文堂）○村上陽一郎『科学史家の宗教論ノート』（中公新書ラクレ）○トニ・マウント『中世イングランドの日常生活』（龍和子訳、原書房）○西股総生『「城取り」の軍事学』（学研パブリッシング）○東海林さだお『カレーライスの丸かじり』（朝日新聞出版）・・・週刊朝日の休刊により、突如終了。ブログ子は小学生の時からずっと楽しんできた。東海林さだおの名文がもう読めない（他の連載はあるんでしょうけど）と思うとまことに淋しい。長い間おつかれさまでした。※朝日新聞土曜版で続編連載中とのこと。良かった。○鈴木俊幸『本の江戸文…

今週のお題「名作」 「丸かじりシリーズ」は、間違いなく名作だと思います。 大盛り！さだおの丸かじり とりあえず麺で（東海林さだお 文春文庫） 「〇〇の丸かじり」というタイトルで、東海林さだおさんが食べ物についていろいろ語るエッセイシリーズ。 「とりあえず麺で」は、ラーメンやうどんなど麺類について語った過去のエッセイをまとめた傑作選。令和6年2月に発売されました。 丸かじりシリーズを初めて読んだのは10年近く前。 「三郎さん。面白いからこれ読んでみなよ」 と知人に勧められて「駅弁の丸かじり」を読んだのが始まりでした。 それから時折本屋で見かけるたびに買っていて、「とりあえず麺で」は本屋で手に取っ…

新たなことを始めるのにうってつけの時期。 読書の目標を思いつきました。 現在の電車に乗ってる通勤時間はおよそ１５分。 それをいかに充実させ悦楽的なものにさせるか。 東海林さだおさんの丸かじりシリーズを可能な限り制覇する！ という猛々しい目標。 このシリーズ、１５分だと２，３回分くらい。 重い経済の話やじっくり読みたい小説だと１５分は短すぎる。 "笑い"が生活に必要ということをきんにくんから教わったこともあって、食にまつわる面白エッセイを探究していきたいなと。 いまのところ、シュウマイ、目玉焼き、ホットドックの３作かな。 ３７以上はあるらしい。先は長し。やりがいあり。 目標大好き男。 楽しい２０…