◆じんべん・・・奇遇 珍しい 久しぶり(時や機会に関することに使う) 図書館で室町時代後期に書かれたものを眺めていたら「神変」の文字に出会った。じんべん、とふりがながついていたので、おやっと思い数種類の古語辞書を見てみたが、おおかた「人知を超えた不思議な力」といった説明だった。「じんべん」には予想外だが、その結果になってよかったという気持ちを感じるが、神仏のはからいでよいことが起こったという意味合いで「神変」が方言化したのかもしれないと思った。 「じんべん」 は「神変」じゃろか? ・・・・・・ 【用例】 大波止でじんべんなこっ、〇〇君と会(お)うたよ。卒業以来じゃてん十年ぶりになっね。 【一般…