東シナ海にある五島列島の南部にある島の1つ。五島列島最大の島である。長崎県五島市に属している。
≪発音や言い回しが五島弁≫ ◆よかて・・・いいから (相手に話題や態度を変えることを促す発語) 【用例】 よかて、もう決まってしもうたもんの。そん話はやむで。 【一般語訳】 いいから、もう決まってしまったんだから。その話はやめようよ。 ・・・・・・ ☆よかてよかて、と重ねて強調することもある。
≪言い回しの五島弁≫ ◆しっしっぎばっ・・・一心不乱に働くさま 一心不乱に努力するさま 【用例】 ウチん婆ちゃんは、孫ん合格祝いんゴッツばつくっとち朝かっしっしっぎばったとはよかばって、ことったちゆっ、晩御飯の済んだらたったたっまくっ寝てしもたよ。 【一般語訳】 ウチの婆ちゃんは、孫の合格祝いのご馳走をつくるって朝からバリバリ動き回ったのはよかったんだけど、疲れ果てたといって、晩御飯が済んだらあっというまに寝てしまったよ。
◆ まっかぶったっかぶっしかぶっ(五島弁・言葉遊び・早口言葉) ・まっかぶっ・・・小便を漏らす(しかぶっ と同じ意味) ・たっかぶっ・・・下痢便を漏らす ・しかぶっ・・・小便を漏らす 寝小便をする 【用例】 こん寒かとに、ちんたかもんばっかっ飲んだっ食うたっしよれば まっかぶったっかぶっしかぶっとじゃてたいがいぶりにしちょけよ。 【一般語訳】 この寒いのに、冷たいものばかり飲んだり食べたりしていたら小便漏らして腹を下すんだからほどほどにしておけよ。
≪発音や言い回しが五島弁≫ ◆でャーこ・・・大根 【用例】 騙されたち思(おも)っ でャーこばカレーに入れっみれち。けっこううんまかっち。 【一般語訳】 騙されたと思って大根をカレーに入れてごらんよ。けっこううまいんだから。
≪発音や言い回しが五島弁≫ ◆さっだ・・・さくら 桜 【用例】 ようやっと梅ん咲き始めたね。はよ温(ぬく)なって さっだ ん咲かんかね。 【一般語訳】 やっと梅が咲き始めたね。早く暖かくなって桜が咲かないかな。
◆よろㇶけ・・・役立たず へなちょこ 【用例】 人物ば見定めっ投票せんば、よろㇶけ が舵取りせれば難破沈没して うんぶくれっしまうもんね。 【一般語訳】 人物を見定めて投票しないと、役立たずが舵取りをすれば難破沈没して溺れてしまうからね。 ☆福江島石田城(福江城)の東お台場遺構
≪発音や言い回しが五島弁≫ ◆びよっ・・・病気 疾病 (揶揄的に)凝り性、強い趣味嗜好 【用例①】 びよっせんごて過ごしなはれよ。 【一般語訳】 病気しないようにお過ごしくださいね。 【用例②】 A「ウチん旦那は近ごろは休みん日には ひがなひーじゅゲームで遊ぶとよ。」 B「そら びよっ じゃね。」 【一般語訳】 A「ウチの旦那は近ごろは休みの日には 一日中ゲームで遊ぶのよ。」 B「それはずいぶんな凝りようだね。」
≪発音や言い回しが五島弁≫ ◆じょㇶ・・・じょうず うまい 【用例】 ばえーっ!ざまに いっぴゃこっぴゃ釣れたじゃん。あがは魚ば釣っとの じょㇶねぇ。 【一般語訳】 すごい!とてもたくさん釣れたじゃないか。君は魚を釣るのが上手いねぇ。
≪発音や言い回しが五島弁≫ ◆よーなか・・・よくない 【用例】 A「どら、もう一軒行こうで!」 B「よかて、おとなしゅ帰ろで。還暦も過ぎて遅くまん呑んでさるっとは 体によーなかっぞ。」 【一般語訳】 A「どれ、もう一軒行こうよ!」 B「もういいよ、おとなしく帰ろう。還暦も過ぎて遅くまで呑んでまわるのは 体によくないんだぞ。」
≪発音や言い回しが五島弁≫ ◆よかめにあー よかめにあう・・・いい思いをする 甘い汁を吸う 【用例】 はえー、◎◎は☆☆んこっば選挙前にはボロクソ言(ゆ)うじょったとこれ、当選したらへこへこして胡麻すっじょっとち。よかめにあおだいち思うちょっとじゃろよ。 【一般語訳】 やだねぇ、◎◎は☆☆のことを選挙前にはボロクソに言っていたのに、当選したらペコペコして胡麻すってるんだから。甘い汁でも吸おうと思ってるんだろうよ。