ある特定の地域に使われる、共通語とは異なる語彙・発音・語法を指す。
◆ほっさるっ・・・這いまわる 【用例】 どら、もう呑むな。足腰立たんごてなって、ほっさるかないかんごてなっぞ。 【一般語訳】 どれ、もう呑むな。足腰立たなくなって、這いまわらなければならなくなるぞ。
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◆せけんいっぴゃ・・・世の中じゅう 誰にでも 【用例】 せけんいっぴゃ噂になっちょもんの、あっどが仲はほんなこっじゃろじゃん。みたんなかね。 【一般語訳】 世の中じゅう噂になっているから、彼らの仲は本当なんだろうねぇ。みっともないねぇ。
天草の言葉、「さしすせそ」です。 言葉 意味 用例 補足 そろーんと そっと 「そろーんと、置け」(そっと置きなさい) せんなか 忙しい 「おばさんは孫の面倒をみていてせんなかでか、ボケる暇ん無か」(おばさんは孫の面倒をみるのに忙しいから、ボケる暇は無い) いとこのSが教えてくれました。だんだん。 ぞろびく 物やズボンの裾などを地面につけたままひきる 「そびく」も同じ感じです。 FacebookのKさん、同級生のNちゃん、情報提供だんだん! さだち 夕立ち Facebookで情報をご提供いただきました。Kさん、だんだん! しこ 〜なだけ 「どがしこ、すれば良かと?」(どれだけすればいいの?) …
◆おとろしか・・・恐い 気味が悪い 物騒な 嫌な感じがする 【用例】 おっは近ごろはニュースは読まんごてしよっとよ。人殺しの詐欺のち おとろしか話は聞こごちゃなかもんね。 【一般語訳】 俺は近ごろはニュースを読まないようにしてるんだよ。人殺しだの詐欺だのと物騒な話は聞きたくないからね。 (福江島石田城の内堀)
◆くわしか・・・長けている 上手 巧い 【用例】 知らんじゃったよー。◎◎君はフランス語ばしゃべっゆっとぞ。ざーまに くわしかっち。観光客とずーっと楽しそうにしゃべっじょったよ。 【一般語訳】 知らなかったよー。◎◎君はフランス語をしゃべることができるんだぞ。とても上手いんだよ。観光客とずーっと楽しそうにしゃべっていたよ。
◆くさぶ くさっ・・・ベラ キュウセン 【用例】 くさぶ ば釣っとはおもしろかっぞ。食い意地ん張っちょってん、すぐ食いつくし、エサば横取りされんごてさっと逃ぐっもんじゃてん引きも強かもんね。 【一般語訳】 ベラを釣るのはおもしろいんだぞ。食い意地が張っているもんだから、すぐ食いつくし、エサを横取りされないようにさっと逃げるものだから引きも強いんだよね。
◆きだこ 《魚名方言》 【用例】 A「あがは、きだこば食べたこちゃあっとか?」 B「うんにゃ。うんまかちは聞いちょっばって食べたこちゃなかよ。」 【一般語訳】 A「君は、うつぼを食べたことはあるかい?」 B「いいや。うまいとは聞いているけど食べたことはないよ。」
◆なべた・・・イラ(魚名方言) 【用例】 A,おー、なべた ん釣れたよ。こらどがんやって食ぶっとがうまかろか? B,煮つけにせればまっぎゃなかよ。昔はカンボコん材料にしたらしかぞ。 【一般語訳】 A,おー、イラが釣れたよ。これはどうやって食べるのがうまかろうか? B,煮つけにすればまちがいないよ。昔はカマボコの材料にしたらしいぞ。
◆がっつ・・・ほうぼう(魚名方言) 【用例】 A「がっつ はむㇶのごちゃっ足んあっね」 B「砂地におっもんの、底ばほっさるっじょっとじゃろじゃん」 【一般語訳】 A「ほうぼうは虫みたいな足があるね」 B「砂地にいるからね、底を這いまわってるんだろうね」