猫屋敷まゆを大好きなユキが彼女を守ると称して相手の意志を無視するという話。 今回のお話の流れは動物の赤ちゃんを巡るツアー。まゆは自分のペットのことを想起する。 まゆがペットである野良猫のユキを拾ったのはもう既にある程度成長してからであった。 そのため赤ちゃんの時に出会えていたら寂しい思いをさせずに済んだと悔恨する。 だがユキは意志が芽生えていたからこそ自らの意志でまゆを選べたのだと彼女を慰める。 こうして主体的意志の重要性を唱えているにも関わらず本人がまゆの意志を無視するのがポイント。 大切な人を守るということは一方的な恩恵ではないんだよとユキが気が付くパターンか。 ユキがまゆを守りたいと思う…
これまでのプリキュアとは一線を画し一貫して暴力を否定し続けてきたわんぷりで暴力が振るわれる話。 猫屋敷√に入り攻撃を受けたかのような敵キャラが現われ暴力が匂わされていた。 今回謎の新プリキュアとしてキュアニャミーが登場したわけだがついに暴力解禁。 ワンダフルやフレンディが暴力を否定していたのに対しニャミーは普通に殴る蹴るの乱暴狼藉。 プリキュアを見ると女児たちが暴力を振るうようになってしまう問題の火種がまた新たに勃発した。 プリキュアと暴力 今回の敵は敵ではなく魔獣化してしまった保護すべき対象なのだが、殴る蹴るの乱暴を働くキュアニャミー氏その昔学部生だった頃、教員免許取得の際に●●時間ボランテ…
野球回。肘を痛め大会を欠場することになり手術からも逃げ出したエースに一人じゃないと説く話。 野球のエースはヒーローに似ている。カリスマ性により皆をひっぱりチームの中心となるのだ。 尚且つエースでピッチャーだとマウンドで孤独となりプレッシャーもかかりがちであった。 エース氏は自責の念を強めて孤独を深め、ついに病院から抜け出し手術からも逃げ出してしまう。 ソラはそんなエース氏にかつて自分も一人で戦うことを是としていたが志向を転換させたと述べる。 自分一人で何でもやってる気にはなるのは傲慢だよという話 運動部を馬鹿にする肉体労働者のバッタモンダさん今回は野球回。大会を目前にする女子野球部が、類稀なる…
育児について何か特別な待遇を施さねばと悩むも普段の親の振る舞いから多くを学んでいたという話。 エルちゃんが運命の子と判明したことでプリキュアたちは今までのような育児でいいか思い悩む。 保育士のあげははどっしりと構えているがそれ以外の隊員はアレコレと腹案を出したりなんだリする。 だが動物園に遊びに行った中でエルちゃんはこれまでのソラましの行動を見て大いに成長していた。 動物を慈しむ心や他者に対して譲り合う精神を持ち合わせるようになっておりソラたちを感動させる。 子は親の背中を見て育つ エルちゃんに特別な育児をしなければと思い悩むソラましエルちゃんが運命の子だと判明したことにより、特別な待遇を施し…
おねショタならぬママショタ回。自立したがる思春期のツバサが世話焼きあげはさんにママみを感じる話。 ましろ宅に下宿することになったあげはさんは大張り切りで皆のお世話をしまくり八面六臂の大活躍! だが思春期のツバサは自分の事は自分でやりたいと思う思春期で自立を目指すお年頃であった。 そのためツバサは反抗期的な態度を取るが夜遅くまで保育士の勉強に励むあげはさんを見て奮起する。 あげはさん一人で何でもやるのではなく自分たちも頼って欲しいと力になることを望むのであった。 柔軟な考えのあげはさんはツバサの提案を受け入れ学業と両立するため皆の力を借りることを受け入れる。 皆でならアゲアゲの生活が待っている!…
体育祭回。努力して練習しても本番で失敗に終わった少女ができると勘違いしたことを悔恨するシーンがおススメ。 突然学園編に回帰し体育祭のメンバー決めになったひろプリ17話。ソラは運動能力の高さからリレーの選手となる。 ここでソラはバトンパスの重要性を唱え、運動に苦手意識を持つましろを選手に推薦しメンバーにしてしまう。 それでもましろはやるからにはと意気込み周囲の助けも得て体力づくりやフォーム改善、バトンパス等の特訓を積む。 だが本番では1位でバトンを受け取ったもののコーナーでコケて次々に抜かれ、最下位となってしまう。 それでもましろは諦めることなく前だけを見つめ続け、なんとかソラ=ハレワタールさん…
バッタモンダー氏は「自分は自分でいいんだ」と肯定できたので、ましろんから祝福して貰えた!という話。 テレビ版エヴァの最終回かよ!と思った人たちは挙手。1995年から続く中学2年生の永遠のテーマだな。 前回のまし紋編で意味の無い人生を大義による価値づけに求めた脚本家の成田良美さん(今回の脚本は井上美緒さん)。 だが大きな物語の終焉を迎えた現代において大義といったものは相対化され無意味な価値づけと化した。 そんな現代において大切なものは自己肯定感と自尊感情。自分は自分でいいんだと認めることが肝要。 こうして自分の価値を自分で決めることの重要性を唱えたましろんは絵本コンテストで大賞を貰えた。 令和に…