[中古]虹を創る男 邦光史郎価格: 1300 円楽天で詳細を見る 1902年に淡路で生れた井植敏雄は幼い時から父や親戚の元で働いていたが、14歳の時姉から、嫁いだ夫の仕事を手伝うようにと手紙を貰う。義理の兄の名前は松下幸之助。歳男は元々の努力家で、身を粉にして仕事を手伝うが、そこはまだ独立したばかりの家内工業。懸命に製造するソケットはなかなか売れず、資金繰りに窮している状況が続き、最後は幸之助夫婦と歳男の3人が残された。状況を打開するため歳男は、18歳で単身東京に進出し、自ら販路の新規開拓に励む。持ち前の粘りと明るさで徐々に売上を伸ばし、松下電器産業が成長する礎を築きあげた。 ところが軍需産業…