大相撲の大の里の足が、あと1歩前に出ていたら全勝優勝だったろう。 まあ、横綱になるのは確定したからいいんだけどね。良かったね。 でも大相撲を見ていると、勝負の分かれ道はちょっとした細部に宿ることが分かる。 大谷翔平がホームランを打つか否かは、球がバットの芯から数ミリずれるか否かだ。 八村塁が放ったシュートがリングの中に落ちるか否かは、あと数センチのことだ。 松山英樹のパットが最後に穴に入るかどうかは、その時に吹く風に依ることがある。 だから、アスリートが一流になるかならないかは、すごく小さなことが大事なんだ。 プロだったら、その小さなことが吉と出るよう、山ほど練習して実現しようとする。 だから…