じゃむパンの日赤染晶子(あかぞめあきこ)Palmbooks2022年12月1日 発行 2023年1月21日の日経新聞の書評に出ていて、気になった。図書館で借りて読んでみた。書評の中では、”日常を描きながら、不思議でおかしな世界へと読者をいざなう。”とあって、なんだかほんわかしてのんびりと読めそうな感じだった。加えて、タイトルがなんとなく、気になった。『じゃむパンの日』アンパンじゃなくて、ジャムパンでなくて、じゃむパン。なんだか昭和の香りがして、気になった。 著者の赤染さんは、1974年京都府舞鶴市生まれ。2010年『アンネの日記』の作者と現代の女子外語大生を結びつけた『乙女の密告』で2010年…