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人の心の闇

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【ロックダウンからの脱出(Ⅲ)】~フィリピン・セブ島ー差別、監視、軟禁、、3・21、あの日、新型コロナウィルスにより突如封鎖された島を、ボクらは脱出した、、、(#アジア人差別とヘイトクライム #ウィルスの次にやってくるもの #海外ボランティア)

監視と軟禁状態の中、地域の役人や住民から差別を受けているような、こんな場所にいてももう意味がない。そう判断した自分は、他の地域(隣の市)の仲間に連絡をとり、ボランティアを連れて、支援活動に行くことにした。もうその時点で、自分らがいたセブ市は、いくつかの行動制限が厳しくなっていたのだが、隣の市(タリサイ)では、まだ大丈夫、とその仲間に言われていた。彼女は、自分が、フィリピンに来始めた、もう20年近く前に出会った子だった。NGOはまだ立ち上げてなく、自分は現地の団体にボランティアとして参加し、貧しい子どもたちに毎日炊き出しをする活動をしていた。その時に、彼女はまだ小学6年生で、いつも、自分の弟(ま…

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【ロックダウンからの脱出(Ⅱ)】~フィリピン・セブ島ー差別、監視、軟禁、、3・21、あの日、新型コロナウィルスにより突如封鎖された島を、ボクらは脱出した、、、(#ウィルスの次にやってくるもの #人の心の闇 #アジア人差別とヘイトクライム)

3月15日この日、いきなりマニラ(フィリピンの首都)がロックダウン(都市封鎖)された。そこから流れが一気に変わる、、、といっても、マニラとセブは、島が違うし、飛行機じゃなきゃ行けないくらい遠いから、実質的にはセブにはあまり影響はなかった。日曜日には教会にみんなで集まってミサとかやってたのに、週が明けてすぐにマニラがロックダウンされ、その流れでセブの学校や施設もすべてダメになったりはした。とはいえ、それでもセブはまだゆったりしてた。町の雰囲気も緩かった。ショッピングモールも市場もふつうに開いていたし、トライシカット(チャリンコタクシー)でちょい出掛けたり、トライシクル(バイクタクシー)に乗って自…

【ロックダウンからの脱出(Ⅰ)】~フィリピン・セブ島ー差別、監視、軟禁、、3・21、あの日、新型コロナウィルスにより突如封鎖された島を、ボクらは脱出した、、、( #アジア系差別とヘイトクライム #今となれば貴重な経験 #ウイルスの次にやってくるもの #国際協力NGO HOPEハロハロオアシス)

もうあれから、5ヵ月目、、新型コロナウィルスにより、各国がロックダウンを始めた3月。NGOの現地事務所があるフィリピン・セブ島では、それ以来、未だに、「世界最長のロックダウン」が続いている。ただ、現状として、感染者はまだ増え続けているが、経済活動をいつまでも停止しているわけにはいかないし、国民の(いや、政治家も)我慢も限界を越えている。そして、8月より、全体的にロックダウンの規制の内容が緩くなった。そんな中で、一度、自分らがロックダウンされた現地に滞在し、厳しい規制と封鎖の中、緊急脱出してくるまで、いったい何が起き、何を感じたかを、振り返りたいと思う。3月中旬、中国から始まった新型コロナウィル…