江戸時代、「新吉原」(しんよしわら) も 人気のお花見スポットでした。 ただこちらは、人工的な期間限定の お花見の名所でした。 新吉原(しんよしわら) 新吉原の花見 新吉原(しんよしわら) 「吉原遊廓」(よしわらゆうかく) は、 江戸幕府公認の遊廓で、 当初は日本橋葺屋町( 現・日本橋人形町) の 辺りにありましたが、 明暦3(1656)年の「明暦の大火」を契機に、 浅草の外れの千束村へ移りました。 以後、移転前の吉原を「元吉原」(もとよしわら)、 移転後の吉原を「新吉原」と呼んで、 幕末まで繁栄を続けました。 「新吉原」へは、江戸市中から浅草へ出て、 隅田川の右岸側の堤「日本堤」(にほんづつ…