アルゼンチンの家庭裁判所が、離婚した夫婦が飼っていた犬2匹について、共同「親権」と面会交流権を認める異例の判決を下したようだ。 www.afpbb.com この種の判決はアルゼンチンでは初めて。 ここ10年ぐらいの間で、動物に対する価値観も変化してきている。特に、飼っている動物も、「家族の一員」という考えが広まっており、日本においても、動物が亡くなった時に、葬儀や火葬する家庭もある。動物愛護の観点から見ると、アルゼンチンの家庭裁判所の判断は、素晴らしいことだと思う。 一方で、日本の人間世界では、離婚後の「親権問題」について、「単独か共同か」で、法制審議会の議論も中断したままである。海外では、子…