ヲシテ三書を発見し研究の道を拓いた松本先生は、晩年に各地の講座を閉じて赤坂例会一本に絞られました。先生が平成6年に引退された後も、会場を提供されていた宮永さんのご厚意で会は存続しました。 そのホツマ赤坂研究会で、私のホツマ研究に鞭が入れられたと感じています。広く全国のホツマ研究者に発表の場を提供しようと、同人誌の刊行を提案推進されたのは倉田さんでした。 宮永さんが発行人、倉田さんが編集人をお引き受け下さり、赤坂の全員が一致協力して、平成14年6月に本誌は隔月刊誌として創刊されました。同人誌には多くの困難が伴いますが、13年目の今年80号を数えることができたのは、強い絆があったればこそで、関係各…