地域の健康と安心な暮らしは、24時間365日、いつでも駆け込める病院の存在によって支えられています。特に、救急医療を担う中核病院は、まさに地域の「命の砦」です。今回は、大正13年の設立以来、100年以上にわたり大阪市西区で地域医療を支え続けてきた、社会医療法人寿楽会(大野記念病院)の決算を読み解きます。その決算書が示す、盤石な資産背景と、現代の病院経営が直面する厳しい収益性の現実。その両面から、地域医療の最前線に迫ります。 【決算ハイライト(13期)】資産合計: 7,940百万円 (約79.4億円)負債合計: 4,115百万円 (約41.1億円)純資産合計: 3,825百万円 (約38.3億円…