髄膜炎の入院治療は2か月半におよびました。 最後の2週間は、電解室や腎機能のデータから「すこし様子を見ましょう」というので、症状もないし点滴や検査も特にやることもなく、かと言って病室で仕事をする気持ちにもなれず、ベッド脇の椅子に座って、池井戸潤とか東野圭吾とか軽く読める本を片手に、窓の外に見える飛行機をぼーっと眺めるような毎日でした。 これからの人生の過ごし方を考えた、と前回書きました。 2か月半もの間、休業したのですが、目下すぐに仕事を辞める訳にもいかない、しかし若い頃のようにガツガツどん欲に仕事に打ち込む気力も無くなった。これから自分に果たして何ができるのか、何をしたいのか、改めて考えまし…