髄膜炎

状況記録； 薬剤点滴治療開始から７日目、入院６日目。頭痛、振ると痛む程度に軽減。帯状疱疹そのものは瘡蓋状態に移行中。左半身の脇から胸、腹、背中、腰、股関節、腿、内腿までの強い痛みは殆ど改善しない。強い筋肉痛に似た痛み。特に腰背中側の引き攣るような痛みが酷く仰向けで寝ることができず眠れない。夜トラマドール服用で軽減。タリージェ（神経系痛み鎮痛剤）の増量処方検討。強い痛みは後遺症として残る可能性大。痛み止めで抑えつつ、少しずつ軽減するのを見込む予定。 お腹が全体に膨らみ、特に左上腹部に大きな膨らみができている。一時イレウスに似た痛み。帯状疱疹ウイルスが神経を損傷して腹筋が緩んだ事によるものらしく、…

状況記録； 入院後、髄液検査の結果、重症で8時間おきに点滴による薬剤投与。2〜3週間の入院治療を予定となった。 帯状疱疹そのものは瘡に移行中。疱疹の部分の皮膚感覚が麻痺。右足指に一部皮膚感覚が無い。検査？予定。膝の脱力も関係ある可能性。 左半身の腿から腰、背中、腹から下胸の痛みさらに強くなって歩行かなり困難。タリージェを服用しているが痛みが軽くならない。 頭痛強く、頓服薬としてトラマドールを重ねて処方されて服用。かなり痛みが治っている。 夜間、頻尿と痛みにより十分に睡眠が取れず。 食事管理、リハビリ担当のスタッフが来て状況確認。食事は食べた量、内容をきっちり記録されていることがわかってびっくり…

今回は状況記録のみです。 帯状疱疹と診断されてして１週間後の神経内科の診察で頭部CTと脊髄液検査の結果、髄膜炎発症と診断。 皮膚科診察では帯状疱疹は山を超えたので皮膚科的治療終了。しかし頭部まで含む身体全体広範囲のピリピリした強い痛みと３日前の激しい頭痛もあり、神経内科で検査、髄膜炎発症確認、入院治療となった。当日ベッドの空きが全く無かったため翌日から救急病棟へ入院。 診察、検査、初回点滴治療のため鎮痛剤を服用できなかった後、急激に痛み拡大。前回処方鎮痛剤もかなり効果があったことが判明。 参考： 帯状疱疹に続発した水痘・帯状疱疹ウイルス髄膜炎の2例

前回の記事で、兄が4月中旬に髄膜炎にかかり入院、その後脳炎を発症して今も入院中という内容を書きました。 髄膜炎も脳炎も、わたしたちにとってはそれまでまったく身近でなく、青天の霹靂でした。 改めて髄膜炎と脳炎についてネットで検索してみると、検索結果の一番上に出てきた記事には下記のようにまとめられていました。 【髄膜炎】 髄膜炎とは、脳や脊髄の表面を覆う“髄膜”と呼ばれる3層の膜に細菌、ウイルス、カビなどの病原体の感染、がんや自己免疫疾患（免疫の異常による病気）によって髄膜に炎症が生じる病気のことです。 髄膜と脳・脊髄の間には“髄液”と呼ばれる液体が循環するように流れています。通常、髄液は非常に清…

今日は髄膜炎や結膜炎をおこすウイルスについてお伝えします。 【無菌性髄膜炎】ウイルスにより髄膜の炎症です。どのウイルスでも発症しうるのですが、エンテロウイルスが原因の80％、他のウイルスではムンプスウイルスやアデノウイルスが多いです。エンテロウイルスが原因の病気は手足口病やヘルパンギーナムンプスウイルスの原因の病気はおたふくかぜアデノウイルスが原因の病気は咽頭結膜炎（プール熱）などです。原因となるウイルスの流行により、夏から秋に増加します。 ★症状発熱・嘔吐・頭痛・後部硬直・光に対する過敏症などがあります。ウイルス性脳感染症（脳炎）が起こることもあります。→脳炎は脳の炎症で、発熱・嘔吐・頭痛・…

金曜日24時！ 授業アンケートの締め切り時間です( ;∀;) 2月6日の授業アンケートは27名が提出しました！！ ラスト1時間！ アンケート入力時間をよくみると、、、 5名が午後23時以降に入力、、、 なんちゅう粘り腰！！ この5名（男子３、女子2）の心理・行動を分析してみます！ Aさん（♀） 23:10:55 『アンケートの締め切り、間に合った、、、余裕ね💛』 よくわかったこと：眼球が動く時に何の神経が使われているのか知れた Bくん（♂） 23:44:03 『やっべ、もうちょっとで締め切りじゃん』 よくわかったこと：ケルニッヒ徴候は膝が伸びないという症状がある Cくん（♂） 23:44:38…

昨夜ソファでうたた寝してしまい、悪寒がした。風邪をひきかけて焦る。部屋をいつもより温かくして、早めに就寝。風邪にならずおさまり、ホッとする。 先月もなにかの感染で高熱が出たばかり。風邪は悪化の引き金になるので注意が必要だ。今年の冬は寝込まないことが目標。バランスよく栄養を取って、睡眠を確保することか。それ以外にできることを思いつかないが、難しいことではないのでガンバろう。 ３年日記をつけ始めて２冊目、もう５年ほどになる。去年は１月後半から２月まで入院中は書けなかったので白紙で目立つ。ふと年末から年始の入院前にわずかに書かれたものを読み直す。体調が悪い中書いているので字も乱れていてよく読めないの…

はたらく細胞 はたらく細胞 作品情報 あらすじ キャラクター紹介 感想 細胞たちが役目を果たすことで機能する「人間のからだ」。 親子のドラマとしてベタだけど泣けちゃう。 最後に

体調管理（帯状疱疹後の神経痛と痒み） - 蕗狩軽便図画模型工作部日記を読まれた方が、ご自分が罹った帯状疱疹後神経痛について、その罹患記録を公開してくださいました。 colorfuldays.hatenablog.com わたしの帯状疱疹後神経痛について - ぴょん記 冒頭に、 “自分が罹った／罹っている疾患については、診断名も含めてはっきりとは書かないことにしている。理由は、同じ疾患であっても、まず患者の個体差があるし、同じ標準治療であっても疾患の表出の態様や症状の進行の度合いがあり、違いが大きすぎると推測されるから。同じ理由で、わたしは、自分の主病について、公的な機関が発表する文献以外のもの…

2022年8月。歩きが不自由になった私は、駅まで15分の道のりを痛みを堪えながら30分かけて歩いていた。それでも外出はなんとかできていた。暑さも厳しくなってきており、汗を拭き拭き歩いていると、あれ？左のこめかみのところがチクチク痛むではありませんか？！汗を拭くハンカチで擦りすぎたかな？と思っていたけど、友人が4月に顔に帯状疱疹になっていたことを思い出したので、早めに皮膚科に行くと、「水疱になってますね。 これ帯状疱疹です。早に抗ウィルス薬を飲んでやっつけちゃいましょう！」と、まだ水疱が小さい２つくらいの時に飲み始めました。処方箋のお会計をして目玉が飛び出た！７日間の処方で6,000円を超えてい…

昨夜次男くんがスクールトリップのシドニーから帰って来て「Q Stationのゴーストツアーに行ってきた。」っと言っていました。私はそれで検疫所・隔離施設の存在を思い出して、オーストラリアは200年前から同じ事をやってたんだなぁとしみじみと思いました。当時もイギリスから到着する船団に一人でも感染者が出ると全員強制隔離されたそうです。陸にあげて隔離だったんですね。ダイヤモンド・プリンセス号とは違う〜。現代人はゴーストツアースポットにして楽しんでいるようです。 Quarantine Ghost Tours Q Station Manly 幽霊の出るホテルQステーションは、美しいロケーションと素晴らし…

体調管理； 痛い。とにかく痛い。左半身前全体皮下に酷い筋肉痛の様な痛み。特に胸から腹。トイレに行く以外はほぼリクライニングチェアの持たれているので精一杯。お風呂で温めると痛みがほんの少しだけ減る。 夜は仰向けに寝てしばらくすると痛みが少し軽くなり代わりに疱疹が出ていた範囲（左半身腹から体側、背中にかけて）ものすごい痒みに襲われる。かゆい、とにかく痒い。痒くて目が覚めてしまい数時間経って睡魔に襲われて数十分寝るという繰り返し。シャツの上から手のひらで摩擦すると少し良くなるが、肌を傷つけて痛み神経を刺激すると痒み神経がマスクされるらしい。 少しでも痒みを抑えたいとウナコーワクールを塗ったら一時的に…

スケジュール 息子の予防接種に行ってきた そういえば 昔 予防接種について調べた時は12ヶ月は予防接種はないはずだった。 ネットの情報を見ていると 毎年 スケジュールが更新されているということがわかった。 下の写真のスケジュールの通り 今は2024年1月からの最新のスケジュールに基づいて ワクチン接種が行われている。 もしこれから 渡航の予定がある方は、こちらで GP に登録して一度メディカルチェックを受けることをおすすめします。その際にワクチンのスケジュールについても お話ししてくれます。 あまり詳しく調べていないが、子供のワクチンについてはビザに関わらず全費用を政府が負担してくれるらしい。…

2024年12月2日に、QYResearchは「髄膜炎複合検査―グローバル市場シェアとランキング、全体の売上と需要予測、2024～2030」の調査資料を発表しました。本レポートは、髄膜炎複合検査の世界市場について分析し、主な売上、動向、市場規模、主要企業の市場シェアとランキングに焦点を当てています。また、地域別、国別、製品タイプ別、用途別の分析も行っています。髄膜炎複合検査の市場規模を2019年から2030年までの売上に基づいて推計と予測しています。定量分析と定性分析の両方を提供することで、企業がビジネス成長戦略を策定し、競争環境を評価し、市場位置を分析し、髄膜炎複合検査関連情報に基づいてビジ…

がん患者さんにおいて、時に低ナトリウム血症起こしてくる場合があります。 自身の経験では肺がんと脳腫瘍の患者さんですが、挙げると 肺、十二指腸、膵臓、頭頚部、胸腺腫、尿路上皮、前立腺、子宮、リンパ腫など多数が原因疾患となりえます。 それ以外にも 脳関連疾患として 脳腫瘍、髄膜炎、脳炎、脳血管障害、頭部外傷、精神疾患、多発性硬化症 肺病変として 肺炎、ARDS,その他の呼吸不全、結核、空洞形成病変、肺膿瘍、気胸、喘息、陽圧呼吸 薬剤性として 麻薬、NSAIDs、抗うつ薬、向精神薬、抗がん剤(ビンカアルカロイド、シクロホスファミド、シスプラチン、) などが挙げられます。 You Tubeにて在宅診療…

こんばんは。滋賀県栗東市の「栗東よしおか小児科」院長の吉岡誠一郎です。 not doing wellという小児科でよく使われる症状を示す言葉があります。日本語に訳すと「なんとなく元気がない」ですけど、実際には「何がというのはないけど、いつもと違って何かおかしい」でしょうか。熱や咳鼻や下痢といったわかりやすい症状は無い状態ですね。 これが意外と怖い悪い状態だったりします。特に新生児や４か月未満くらいの乳児期早期の赤ちゃんでは敗血症や菌血症（細菌が血液に入り込んで全身に拡がっている状態）といった、重症感染症のサインのことも多いです。通常の感染症は咽頭炎や気管支炎や胃腸炎など、体に侵入してすぐは局所…

市場規模 世界のワクチン市場規模は2023年に546億米ドルに達した。今後、IMARC Groupは、市場が2032年までに1245億米ドルに達すると予測しており、2024年から2032年までの年間平均成長率（CAGR）は9.6%になると見込んでいます。個人によるワクチン接種を促進する厳格な規制の実施、バイオテクノロジーとワクチン開発技術におけるいくつかの進歩、ワクチン接種の重要性に対する人口の健康意識の高まりは、市場を推進する主な要因のいくつかです。 ワクチンは公衆衛生において不可欠な手段であり、感染症の蔓延を予防し、抑制することを目的としています。ワクチンは、基本的に免疫システムを刺激し…