ループス膀胱炎のSLE患者はあまり多くないと聞いていますので、 再燃の状況は患者さんには参考にならないかもしれません。 ループス膀胱炎を発症する時は、ループス腸炎の症状が出てある程度収まってきた頃に出てくるようです。 最初の再燃は、腸炎の症状はさほど強くなく、ステロイドの増量といったSLE治療を行う必要がない程度でした。倦怠感や食欲不振は多少ありましたが、最初にSLEを発症した時のように、寝たきりでほとんどベッドから動けない、食事もほとんど取れないといった劇的な症状は無かったのです。 しかし頻尿や膀胱痛があり、CTを撮ったところ、明らかに膀胱が縮まり、尿管が膨れていることが分かりました。 まだ…