毎日、建築やモノづくりに触れて行く中で、一番はいいものをいかに作れているかという側面と会社員としての会社側での都合や効率、成果という間に立たされます。 私は自分の思うがままに自由に、自分の意思を貫けるか、そこにかなりのウエイトを置く傾向にあります。 その点では会社員としての考えから大きく乖離している部分だと思います。 しかし、一応会社所属の建築士ではあるので、譲歩することの意識はゼロではないですが、この仕事を始めてから、ずっと守ってきているのは、自分にとっては出会うかなりの数のお客様であっても、相手からすると唯一の存在で、一生を過ごす家を任せた存在であり、棟数では見ることができないという事です…