4月に中山法華経寺に行った帰りに『真間山弘法寺』に立ち寄りました。法華経寺から車で20分位走ると小高い丘の上に弘法寺があります。駐車場もありました(無料)真間弘法寺といえば大聖人の御書にも「真間仏供養抄」がありますが元々は奈良時代の行基が、手児奈(てこな)為に「求法寺」という一宇を建てたのが始まりだそうです。手児奈は自分の為にたくさんの男性が争っているのを悲しみ入水自殺をしてしまった美女だそうで、万葉集にも【葛飾の真間の井見れば立ち平し水汲ましけむ手児奈し思ほふ】と詠まれています。その後、空海が当所を訪れ「弘法寺」と改名だれて天台宗となりますが鎌倉時代に時の住持・了性法印と富木常忍との法論があ…