【仙台カフェ巡り】本と珈琲、Cafe青山文庫の世界へ 仙台・商店街のビルの5階——隠れ家のようにひっそりと佇むCafe青山文庫。一発でたどり着くのは難しく、エレベーターを降りると、すでに待つ人たちの姿がある。ベンチに腰掛け、静かに名前を呼ばれるのを待つその光景は、まるで劇場の開演を待つ観客のようでもあり、この空間の独特な魅力を象徴している。 なぜか写真を撮ったライト ◆ Cafe青山文庫の世界観 扉を開くと、そこに広がるのは時が止まったような異世界。 古本が棚や机に置かれ、壁にはいくつもの時計がかかっている。でも、それらの時刻はバラバラで、合っていない。まるで時間という概念がここだけ曖昧になっ…