日本酒はお米から作られるため、毎年秋にお米が収穫されたあと日本酒が仕込まれ年明け1月頃に新酒の出荷がピークを迎えます。 しかし、中には極早生(ごくわせ)品種と言って、秋になる前に収穫されるお米があります。 そのうちの一つ、8月に収穫される瑞穂黄金という品種のお米を使った今年の新酒が、すでに店頭に並んでいます。 曙酒造の2021~2022シーズンの新酒「天明中取り零号」。透明感のある爽やかさだが、旨味・甘味・酸味のバランスがしっかり取れていて飽きの来ない味わい。 このお酒を造っているのは、福島県会津坂下町(あいづばんげまち)にある蔵元・曙酒造。 「天明」は曙酒造の代表的な銘柄で、同じ「天明」でも…