本日、熊本県のTSMC第1工場が開所したというニュースがありました。 TSMC進出により、菊陽町の地価も既に大きな影響を受けています。 一方で、周辺の道路やバスなどの交通インフラが追い付かず、大渋滞が発生しているというニュースも出ています。 世界的大企業の誘致に成功した結果、大きな経済効果があることは確かですが、まちづくりを含めて、すべてをタイムリーに整えるのは難しいでしょうから、どこかにひずみは出ます。 歴史に鑑みて、いわゆる企業城下町は、企業の撤退により一気に衰退する例が多数みられます。 特に福岡県では、かつて炭鉱で栄えた町が、その後の方向転換のタイミングを逸して衰退した例がみられます。 …