今シーズンはバックカントリーでのスキーやボードの遭難事故報道をよく目にする。一つはコロナも緩和の方向に向かいスキー客が増えていているのだろう。加えて良質の雪。パウダースノーを求めて南半球からあるいは北半球からもスキーのために来日する人も多い。コロナで数年来なかった分、一気に反動で増えたのではないか。統計を目にはしていないがそんな想像をする。 ニセコ、ノザワ、ミョウコウ、ハクバ…。これらのスキー場に行くと、西洋人の経営する宿も目に付くようになった。きっかけは何であれ、かの地の雪が好きで廃業した旅館やペンションを買い取り新たに経営する人も多いようだ。過疎化が悩みの自治体にしてみるとありがたい話で、…