今日は葬儀に出席しました。自分が牧師をしていたとき葬儀を何度も執り行いました。まだ若かったせいか、思いが及ばなかったことがあります。それは伴侶を喪った人が、どんな気持ちを抱いて独りで生活をして行くかということです。子供が独立して家庭を持っていれば、伴侶を喪うと人は独りの生活を送ることになります。 独りの生活、これは老いの試練だと私は思います。終わることのない試練です。夫婦のどちらかは、この生活を味わうことになります。人によって営む生活は違ってくると思いますが、話し相手がいないということは寂しさや不安が伴うと想像します。ちょっとした体の不調を伝えて「大丈夫よ」と言ってもらえば、安心しますし、「診…