Dragon AshのBOTS。DJ、パーカッション担当。
→BOTS
リスト::小説家 小説家 1960年(昭和35年)12月25日生 出生地:静岡県浜松市 血液型:B 成城大学法学部法律学科卒 コンピュータ・ソフトウエアの会社に勤務。デヴィッド・ロッジ、クライブ・バーカーなどを愛読し、大学生の頃から小説を書き始める。1993年(平成5年)「イラハイ」で日本ファンタジーノベル大賞を受賞し、デビュー。 妻=佐藤亜紀(小説家)
『沢蟹まけると意志の力』『ノベル氏』ほか小説を購入できる。
ランキング参加中読書 引き続き積んでたSFマガジン消化につとめたので本自体は少なめ。 ◆『19世紀ロシア奇譚集』 19世紀ロシア奇譚集 (光文社古典新訳文庫 K-Aタ 1-1)光文社Amazon「アルテーミー・セミョーノヴィチ・ベルヴェンコーフスキー」アレクセイ・トルストイ 馬車が壊れ、とある村の奇妙な家主のいる屋敷に世話になることになる。ちょっとしたユーモア短篇といった作品だが、この家主がダメ発明家なのが楽しい。 「指輪」エヴゲーニー・バラトゥインスキー 資金繰りに窮した主人公は、裕福だが変わり者という人物に相談する。ホラーあるいは因果応報的な話に収束するかと思いきや。いい作品で、多少雰囲気…
先日、知り合いがオンラインでやっている読書会で、8月に亡くなった佐藤哲也のデビュー作『イラハイ』(1993)を課題本にするというので、参加してみました。 普段は思想書をメインとする読書会なので、常連のみなさんがサトテツ作品をどう受け止めるのか、愛読者としてはやや心配だったのですが、作中でひんぱんに展開するソ、ソ、ソクラテスかプラトンか的思弁ギャグよりも、「架空の歴史書」、「叙事詩のパロディ」というスタイルに注目する人が多かったのが、「へぇ」と思いましたね。ここぞとばかりに『熱帯』(2004)や『サラミス』(2005)の宣伝をしてもよかったのだけど、突然マニアがえんえんと語り出すわけにもいかず、…
鈴木一誌 さん グラフィックデザイナー。 1950年(昭和25年)4月8日 、生まれ。2023年(令和5年)8月19日、死去 訃報 鈴木一誌氏が死去 グラフィックデザイナー - 日本経済新聞 グラフィックデザイナーの鈴木一誌氏死去 - 産経ニュース 鈴木一誌さん死去 グラフィックデザイナー:東京新聞 TOKYO Web 石川喬司 さん 作家。 1930年(昭和5年)9月17日、生まれ。2023年(令和5年)7月9日、死去。 訃報 石川喬司氏が死去 作家、評論家 - 日本経済新聞 作家の石川喬司氏死去:時事ドットコム 作家、評論家の石川喬司氏死去 - 産経ニュース 石川喬司さん死去 作家、評論家…
妻の帝国 作者:佐藤哲也 Amazon 『妻の帝国』佐藤哲也著を読む。 妻が実は魔女だったというアメリカのTV人気コメディーがあったが、こっちは妻がほんとうは帝国の元首だったというお話。 朝な夕な妻は莫大な枚数の指示書をワープロで打ち-後に夫のパソコンで打つようになる-切手を貼って投函する。やがてガン細胞のようにふくれあがった組織は蜂起して新体制を樹立する。それがその地域だけなのか、地方だけなのかは定かではない。善良な一般市民は制服を購入して、身を包み、軍靴を履き、武器を手にして、忠実な党員となる。ヒトラーのナチ党員か、文化大革命時の紅衛兵のごとき存在なのだろう。 おなじみの焚書坑儒(ふんしょ…
シンドローム(キノブックス文庫) 作者: 佐藤哲也,森見登美彦(解説) 出版社/メーカー: キノブックス 発売日: 2019/04/09 メディア: 文庫 この商品を含むブログを見る (ネタバレ)人間は12歳ぐらいで一回完成すると言った人がいる。なるほど、そうかもしれない。物心がついて、言葉を獲得し、理性で自分を抑制する術を覚える。しかし、その「完成」がその後に訪れるカオスとの戦いの前振りにすぎないとしたらどうだろう。 佐藤哲也の『シンドローム』は思春期という途方もない深い闇の世界を、火球落下とそれに続く地球外生物の侵略SFとして容赦なく可視化した、せつなくも恐ろしい物語だ。 教室の窓から火球…