何もかもが嫌で、面倒臭くて、何もしたくない── うつ病という闇 何もかもが嫌だ。何をするにも面倒臭い。 生きることすら重くのしかかる。 朝目が覚めるたびに、「また今日が始まるのか」と為息が漏れる。 うつ病というものは、孤独「気分が落ち込む状態」ではない。 心の底から何かに押しつけられるような感覚が続く。 楽しかった何か一つ苦労しない。 何かをしようと思っても、体が動かない。 世間の多くの人は、「怠けているだけ」「気合が足りない」「もっと頑張れ」とは言えないかもしれない。 何もかもが嫌になる理由 うつ病になると、細かいことでもすべてが嫌になる。 たとえば、歯を磨く、シャワーを浴びること、服を着替…