うつ病ブログ|地獄の日々:時間が溶ける部屋で 1. 【午前0時の部屋】 目が覚めたのか、まだ眠っているのか。 この部屋の時計は壊れていないのに、時間はどこにも進まない。 針の音が「カチ、カチ」と鳴るたびに、世界が少しずつ冷たくなる。布団の中は安全地帯。なのに、そこにいると身体がどんどん沈んでいく。まるで水底に沈んでいく石のように。 「起きなきゃ」「でも起きたくない」「じゃあ、眠ってしまおう」「でも、眠れない」 ぐるぐると、何かが自分の中を回っている。考えではなく、黒くて、重くて、形のない“何か”。 2. 【時間が歪む音】 午前9時。アラームが鳴る。でもそれが昨日なのか今日なのか、わからない。 …