私は老人ホームで働く介護士の「かいごの木」です。今日も、入所者様一人ひとりと向き合い、心身のお世話に努めています。介護の仕事は、時に肉体的にも精神的にも辛いものです。 入居者様の体調が急変したり、ご家族との間でトラブルがあったり、思い通りにいかないことも多々あります。 そんな時、つい自分の悩みばかりに囚われ、視野が狭くなってしまうことがあります。 しかし、そんな時こそ、一歩立ち止まって周りを見渡してみる必要があるのではないでしょうか。 小さな幸せに気づく 老人ホームで働く中で、私はいつも小さな幸せに気づいています。 例えば、入所者様が久しぶりに笑顔を見せてくれた時、家族の方から感謝の言葉をいた…