今日、俺は3つ目のタトゥーを彫る。 「やめなよ。」 俺の周りには批判的な人が多い。 「親からもらった大事な体」 「プールに行けなくなるよ」 「印象悪いじゃん」 正直に言う。 「ほっといてくれ。」 俺は誰かに何かを言われたくて入れるんじゃない。 親からの?プール?怖い? そんなのわかってる。 それでも、俺の中で「入れたい」という想いが、 その気持ちを上回っただけの話だ。 もう一度言うが、誰かの為じゃない。 あえて言うなら、俺は単純なバカだ。そう思ってくれ。 今思う気持ち。忘れない為。 その文字を見て、その絵を見て、 俺は奮い立つ。俺は頑張ろうと思えるんだ。 入れるにはそれなりの決心だってある。 …