先週の米国株式市場は続伸。減税政策の下院通過、強い雇用統計でNasdaqとS&P500は史上最高値を更新しています。一方日本株式市場は小幅ながら反落。関税交渉の行方を懸念し高値が抑えられる展開となっています。 FactSetによるとS&P500の四半期EPS実績はQ1は、+12.9%と2Q連続で二桁増益となりましたが、Q2予測は+5.0%となっておりこれは2023年Q4の4.0%以来の低い伸びとなります。3/31時点での予測+9.4%から11セクター全てで下方修正されています。 バリュエーションは、PER22.2でこれは5年平均19.9、10年平均18.9に比して割高です。 セクター別では3月…