マンガ「ドラゴンボール」に登場する必殺技のひとつ。
使用者の内なる気だけではなく、エネルギーを集合させ放つ強大な気弾。威力は絶大だが気を集めるのに時間がかかる上にその間は全くの無防備になるのが欠点。エネルギーを収集相手から集め過ぎると収集相手の生命に危険が及んでしまう(アニメのブウ編での界王の発言より)。界王が悟空に究極の奥義として授けた技だが、界王拳同様に体得者が現れるとは思っていなかったようで本人も極めてはいない。元気玉を作ることが出来るのは作中では悟空のみ。元気玉を作るためには界王様の承認が必要だが、悪の心が無いものならば誰でも操る事ができ、作中ではクリリンが悟空から受け取った元気玉を放った。セルも「その気になれば元気玉さえ出来るだろう」と発言してるが、実際は披露してないので定かではない。アニメではわずかながらに悪の心が芽生える超サイヤ人では元気玉を放つ事ができても元気玉を作る事はできないという設定があったが、ゲーム『ドラゴンボールZ外伝 サイヤ人絶滅計画』のOVA版で「スーパーサイヤ人を超えたスーパーサイヤ人なら元気玉を作れる」と改められた。ファンの間では、本人の心の問題であり超サイヤ人状態でも平常心を保てれば可能とみられている(魔人ブウ編でも超サイヤ人の状態で元気玉を制御していたが、これは元気玉を投げたあとに超サイヤ人化)。また、集めたエネルギーを吸収してパワーアップするという使われ方もしている。GTではベビーの使う必殺技として同じ原理の「リベンジデスボール」が登場している。「ドラゴンボールZ」OP『CHA-LA HEAD-CHA-LA』の歌詞にも名前が登場しており、「みんな、オラに元気を分けてくれ!」のセリフは有名。
ドラゴンボールの技一覧 - Wikipedia