「ハルタ」で連載されている「本なら売るほど」のコミックス②巻が刊行されたので、そこはかとなく感想をしたためておきます。 「本なら売るほど」は脱サラして古書店「十月堂」を営むちょっと風変わりな青年が主人公でして、本をめぐる様々な人間模様が一話完結で描かれています。 読書が好きなあたしは一時期増えすぎた本に悩んだのですが、今はできるだけ電子書籍で読むようにしています。 それでもやっぱ自分は紙派だと思ってきました。 なんか読書家は紙の方がいいとつい言いがちじゃないですか。 書店も助かるし。なんつって。 そんな思い込みがえぐられたのは市川沙央の「ハンチバック」を読んだ時で、主人公は先天性ミオパチーとい…