児島青の漫画「本なら売るほど」を読みました。最近いろんな書店で平積みされていて、SNSでもよく見かけるので気になって手に取りました。 本なら売るほど 1 (HARTA COMIX) 作者:児島 青 KADOKAWA Amazon 古本屋店主の日常や、その周辺に住む人々の本にまつわるエピソードが垣間見える漫画です。本に対する愛情の濃淡、人それぞれ違う本との距離感が見どころで、読んだ後は「ああ、本って、読書って、いいなあ。」と、思うはずなんです。本当は。 白状しましょう。私が思ったことと言えば、「本や読書への後ろめたさ」です。私はどこかこじれており、愛情深く本を読む人々、自分なりに深めている憧れの…