チョウセンアサガオの咲く夏 (角川文庫) 作者:柚月裕子 KADOKAWA Amazon あらすじ いつの頃の出来事は書いていないが繭の普及から考慮して明治時代だと思う 八彦は5人兄弟の次男で12歳になる 新潟県小国本村で小作農家を営んでいる父親の手伝いをしている 2年連続の凶作で食うものにも困る状態 父親から奉公に出るよう言い渡され山形県白鷹村の繭作り豪農に引き取られた 先輩の奉公人からいじめに遭うことがしばしば 悲しさを紛らわすために、夜静まった頃母からもらった鈴を持って近所のお稲荷さんに行き、チリンチリンという鈴の音を聞くのが唯一ほっとする時間だ ある日瞽女がこの村に来るという 瞽女とは…