イラストルポライター。古本ライター、編集者の南陀楼綾繁は夫。
共著に『遊牧民の建築術』/INAXギャラリー、『アジア路地裏紀行』下川裕治編/徳間文庫、『東方見便録』/斉藤政喜文/文春文庫、『印刷に恋して』松田哲夫文/晶文社がある。
ものの構造、展開、しくみを図解する、各国の生活習慣の違いなどをルポのテーマとしている。'99年よりプライベートプレス碧鱗堂設立。
長年、世界の屠畜現場を取材してきた成果をまとめた、2007年の『世界屠畜紀行』(解放出版社)は、大きな話題となり、一躍ブレイクした。
飼い喰い 三匹の豚とわたし (角川文庫) 作者:内澤 旬子 KADOKAWA Amazon 豚を飼い殺して食べる 3匹の豚への愛情は溢れるほどに感じられて 冷静なんだか情緒的なんだかその両方が程よく入り混じっている 最後の方に入っている著者の写真がまたイメージを裏切るのだ
私はヤギになりたい ヤギ飼い十二カ月 作者:内澤 旬子 山と溪谷社 Amazon 溢れるヤギ愛 季節ごとにヤギの餌となる植物を追って鎌を持ち草刈り機を駆使し山道に分け入る 人嫌いと言うのでもないのだろうけどこの生活にヤギ以外はあまり入り込む余地はないように見える イラストも美しい ヤギを(ペットとして?)飼う人って案外いるのかな
ヤマケイの本2冊めは、図書館から借りている内澤旬子さんの本です。 内澤さんが小豆島でヤギを飼って、それとの日々を綴ったものとなりますが、 ヤギのエサをできるだけ自然なもので調達するということで、内澤さんは、 自然の移り変わりに敏感になることです。 私はヤギになりたい ヤギ飼い十二カ月 作者:内澤 旬子 山と溪谷社 Amazon 「春はヤギとヤギを飼う人間にとって、待望の季節である。茶色い枯れ草が ポソポソと残る空き地や道端に、柔らかく美味しそうな緑色の新芽が少し ずつ増えてくるからだ。 これで、やっと、おいしいごはんの調達が容易になる。早く早く、雑草たち よ、刈りやすい丈に伸びておくれと熱い視…
図書館へと行きましたら、内澤旬子さんの新刊が眼に止まりました。 カラーのイラストがたくさん入ったもので、これは読むことができるかもしれ ないなと思って借りることにです。 内澤さんは、ここのところずっと「本の雑誌」に連載を持っていて、小豆島での 日々について書いています。こちらはあまり熱心には読んでいないのですが、本日 に借りたのは、それと同じ流れのものです。 私はヤギになりたい ヤギ飼い十二カ月 作者:内澤 旬子 山と溪谷社 Amazon 内澤さんが小豆島に移住したのは2014年とありますので、すでに10年を経過 しましたですね。まず都内から千葉へと移住して、そこで豚を飼う生活を始めたの です…
着せる女 作者:内澤 旬子 本の雑誌社 Amazon 着せる女 著者 : 内澤旬子 本の雑誌社 (2020年2月13日発売) f.2024/3/9P.2020/4/7 from amazon site ああーにほんのーどこーかにーあなたにー似合ってるースーツがあるー。 大改造!!“服"的ビフォーアフター 「本の雑誌」の大人気連載「着せ替えの手帖」がカラーページも収録し待望の書籍化です。「マシな服を着たら、カッコよくなるのに」と10代の頃、兄の服選びに付き合ってから、すっかりメンズファッションウォッチャーになっていた内澤旬子さんが、服選びどころか服を買いに行く服すならない友人・知人のおじさんの服…
昨日に内田洋子さんの本を探していましたら、読みかけでほってあった本に あたりました。探している本は見つからなかったのでありますが、あとすこしで 読み終わるこの本を週末用にと引っ張りだしてくることにです。 お正月に向けて居間に積まれていた本を、とりあえずダンボール箱に詰めて 他の部屋に移したのですが、その時にそこに積まれていた箱を押入れへと押し 込んだこともあって、なにがどこかわからなくなっています。週末にお天気が 良くて、あったかでありましたら、段ボール箱のなかをあさってみなくてはです。 そんなわけで、中途でとまったままの本を読みつぐことにしましょう。 その本は、内澤旬子さんの「飼い喰い 三匹…
内澤旬子の島へんろの記 作者:内澤 旬子 光文社 Amazon 小豆島に移住した著者が島の八十八ヶ所巡礼を歩き遍路する 体力的にヘロヘロになりながら精神的に色々思いながら 山道路地海沿いを歩く
ブックオフで安価で買った本は、なぜか読まれずにほっておかれることが 多いのですね。 そうした本を手に取るのは、どうも煮詰まっている時のようでありまして、 先日には内澤旬子さんの本を手にしておりました。 内澤さんの本は、見つけたら購入するようにしているのですが、そのわりに 読むことができていないかもです。新刊で買ったのは「センセイの書斎」くらい でありまして、これは小沢信男さんの書斎が紹介されていたからでありますね。 この本を刊行した当時の内澤さんは西日暮里あたりに住んでおられたので、 小沢信男さんとはご近所という縁でありましたです。 ということで、先日まで手にしていたのは、「身体のいいなり」で…
カヨと私 作者:内澤旬子 本の雑誌社 Amazon まるで詩か童話のような文章だと思ったらまさにそのような「プラテーロと私」という絵本に触発されたものらしい 小豆島で一頭のヤギ カヨを飼い始めたことから始まるヤギとの共生生活 カヨと心を通わせるというよりむしろ会話するかのようなやりとり そしてカヨ一族との濃密な日々
カヨと私:内澤旬子著のレビューです。 ☞読書ポイント 感想 内澤旬子プロフィール 必見!本の雑誌社 試し読み 合わせておすすめ ☞読書ポイント 動物と暮らすって?ヤギと暮らすって?好きなだけでは一緒ににはいられないということをいま一度考えさせられる。ヤギは優しくて大人しそうだけど、自己主張もするし、上限関係もあるなど、意外なヤギの姿が本書には詰まっている。そして、内澤さんのヤギ愛に溢れた一冊。 カヨと私 感想 なんとも不思議な気持ちにさせえられる本をを読んだなぁと言う気がしています。前半はタイトルのカヨというヤギと内澤さんのふたりきりの世界に導かれ、ちょっとふわふわした心地でいたのだけど、中盤…