昨日の新聞に履中天皇陵から円筒埴輪列が見つかったとありました。平成30年の台風で墳丘の木が根こそぎ倒れ、その復旧作業をすることで発見されたそうです。 その考古学的成果が見られた一方で、伸び放題の木が墳丘を傷めるという問題が出てきているそうです。近年は台風被害が大きくなってきて、墳丘の維持管理が難しくなってきているとか。 天皇陵は皇室の祖先の墓として静謐を守る必要があるとの点から大掛かりな作業はなかなか難しいそうです。とはいえこのまま放置すると、大切な古墳が傷んでしまうということになりかねません。 天皇陵も江戸時代までは出入りが比較的自由で、地元の住民が薪に使うように伐採をしていたそうですが、現…