このところの円安のせいもあるだろうが、シンガポールと日本の所得格差が拡大している。あくまで平均の年収だが750万円ほどとなって、日本の450万円を大きく凌駕している。しかもこの国は「Double Income」が普通で、専業主婦などほとんどいないのだから世帯収入は1,500万円となり、日本の専業主婦世帯の3倍もの年収となる。 女性の社会進出(*1)を支えているのが、外国から出稼ぎに来ているメイド。月額10万円くらいで雇え、子供の世話・掃除その他主婦の仕事をやってくれる。加えて食事は外食が普通、料理は(夫も妻も)滅多にしない。日本からわざわざ出かけて、キッチン付きアパートメントに滞在してスーパー…