今回は, 高校までで扱う基本的な関数の導関数を紹介します.導関数の定義についてはこちら. 1. 定数関数 2. 次の単項式(は自然数) 3. 2. はの部分が0でない実数のときも成り立ちます.例えば, の導関数は 実数の場合は高校で習う範囲では証明ができません. 4. 指数関数(, ) 特に, のときここで, はネイピア数(自然対数の底)です. 5. 対数関数() 特に, のとき, 6. 三角関数 それぞれの導出は別の記事で書こうと思います.実際に複雑な関数の微分をする場合は, これらの基本的な導関数に加えて, 「関数の積の導関数」や「合成関数の導関数」, 「逆関数の導関数」などいろいろな公式…