ふと思った。心身のバランスを崩すまでの私の顔は、愛社精神満載の仕事を頑張る努力家ウーマン、単一の顔。その頃は働きながら働く母の顔を持つ人。子供がいる人。妻の顔を持つ人。大学卒の人にコンプレックスを持っていた。 今はまったく別の顔、それも複数の顔を持つようになった。そして、私とは別の顔を持つ人にコンプレックスも感じなくなった。(完全ではないけれど) 私は妻、母の顔を持っていない。もしかしたら妻の顔を持つことは可能性としてはあるが、実母としての顔を持つことはない。それは受け入れている。今はこういう人生もあると思う。もし、時間を巻き戻せたら別の生き方をしていたかもと思う。しかし、多分今に至った人生が…