2011年3月9日午前11時45分ごろ、三陸沖で震度5弱(M7.2)の地震が発生し、当地域にも津波注意報が発表されました。この時は住民の方たちも高台へ避難しましたが、幸いにも津波は発生せず、大きな被害はありませんでした。しかし、わずか2日後の2011年3月11日14時46分ごろ、最大震度7を記録する巨大地震が三陸沖で発生。これが「東日本大震災」と呼ばれる未曾有の災害となり、東北地方の太平洋沿岸部は甚大な津波被害を受けることになりました。 一方で、3月9日の地震で津波が発生しなかったことが、一部の人々に油断を生んでしまったのではないかと感じています。実際、地震発生後に「この前の地震でも津波は来な…