最南端の剱崎周辺を歩いてみよう。私鉄の京浜急行電鉄、三浦海岸駅からバスで剱崎下車、松輪下車、松輪地区の間口港までの丘陵地は三浦大根で知られる畑が続き、キャベツやスイカなど季節野菜の畑を通り小路を下ること20分、間口港の魚市場の屋根が見えてくる。昭和30年代までは東京湾の魚介類がよくとれ、大量の水揚げに港は沸き活況の時代が続いていたが、その後、漁は細るばかりで港の漁船5~60隻のうち半数以上は釣船に変身した。休日は乗合客で賑わい、磯や防波堤での釣りも楽しめる港には釣宿や民宿が多く宿をとる方はここを足場にするとよい。 魚市場内からの港風景、陸に引き揚げられた漁船と裏山をバックに描ける。天候にもよる…