kung fu / gong fu
カンフー、クンフーとも読まれるが、広東語ではグンフー、中国人民政府の制定した普通話(日本語で言う標準語のようなもの)では「ゴンフー」と発音する。
ブルース・リーとジャッキー・チェンのカンフー映画ブームによって飛躍的に浸透した言葉で、「中国拳法」の同義語として理解されていることが多い。
実際は日本語の「工夫」と同じような意味の中国語であり(中国語の「工夫」は「功夫」と発音が同じ)、個人の「努力の量」や「訓練の成果」を指している。また「大きな努力で得られた成果そのもの」を功夫と呼ぶこともある。
映画俳優のジェット・リーは、功夫のもとの意味を"The time and energy spent in learning something."(「何かを学ぶことに費やされる時間とエネルギー」)と説明していた。
また、チャウ・シンチーのカンフー映画「カンフーハッスル」の原題でもある。
関連語:カンフー(クンフー) 中国武術(中国拳法)