「小正月」(1月14日の夜や15日)に、 門松の根元か門口に立て掛けておく割り木を 「鬼打木」(おにうちぎ)と言います。 胡桃(くるみ)、合歓木(ねむのき)、樫の木などを 長さ35cm程に切り、その一面を削って 「12月」と書くか「横線を12本」引きます。 元々は正月用の燃料で、 「御竈木」(みかまぎ) とか 「お新木」(おにゅうぎ) と呼んでいましたが、 土地によって災厄の代表としての鬼を 追い払う棒と理解され、 「鬼木」(おにぎ) とか「鬼打木」(おにうちぎ)、 「鬼除木」(おによけぎ)、「鬼障木」(おにさえぎ)、 「鬼押木」(おにおしぎ)、「鬼打棒」(おにうちぼう)、 「大賀玉の木」(お…